漁港での釣りを楽しんでいる皆さん、こんにちは。釣り歴15年以上の私が多くの釣り人が経験しながらも、あまり語られない現象について書きたいと思います。それは「漁港に大きな船が停泊しているとなぜか魚が釣れない」という謎です。
現象の観察
長年の経験から、私はある興味深いパターンに気づきました。漁港に大型船が停泊している日は、不思議と釣果が下がるのです。最初は単なる偶然だと思っていましたが、あまりにも規則的に起こるため、何か理由があるはずだと考えるようになりました。
考えられる原因
1. 水中の振動と騒音
大型船のエンジンは、停泊中でもしばしば低レベルで作動しています。この振動と騒音は水中に伝わり、魚の敏感な側線(感覚器官)を刺激します。魚は生存本能から、こうした異常な振動源から離れる傾向があります。
2. プロペラによる水質変化
大型船のプロペラは海底の泥を巻き上げ、水質を変化させます。濁った水は魚の摂餌行動に影響し、エサを見つける能力を低下させます。結果として、その海域での魚の活性が下がってしまうのです。
3. 船体からの金属イオン
船体塗料や防錆処理からわずかに溶出する金属イオンは、魚の嗅覚に影響します。魚は化学物質に対して非常に敏感で、わずかな水質変化も察知するのです。
対策法
大型船が停泊している漁港でも釣果を上げるには、次のような工夫が有効です:
- 船から離れた場所に移動する(最低でも50メートル以上)
- 朝一番の早い時間帯を狙う(船の活動が活発になる前)
- アピール力が高いルアーやにおいの強い餌を使用する
- 潮の流れを読み、船からの影響が少ない場所を選ぶ
個人的な体験
地元の漁港で釣りをしていた時のこと。いつも魚が活発に活動する場所なのに、この日は大型巻き網船が停泊していて、2時間で小アジ1匹という散々な結果でした。船が出て行ってからは、同じタックルで30分で10匹以上の子アジが釣れました。船の影響圏外に出たことで、状況が一変したのです。
まとめ
大型船の停泊と釣果の関係は、科学的に証明されたものではありませんが、多くのベテラン釣り師が経験的に認める現象です。魚は私たちが思うよりもずっと環境の変化に敏感なのです。漁港釣りを楽しむ際は、大型船の存在を一つの「釣れない兆候」として考慮し、臨機応変に対応することをお勧めします。色々と工夫をして釣りを楽しみましょう!