秋イカ攻略:新子イカの数釣りで秋の海を満喫しよう!

イカ

皆さんこんばんは。秋風が心地よくなり、過ごしやすい季節にそろそろなりそうですね。この時期といえば、 新子イカ(アオリイカの幼体) の数釣りが楽しめる絶好のシーズンです。

「でも、どうやって釣ればいいの?」「たくさん釣るにはどんな工夫が必要?」そんな風に思っている方もいるかもしれません。今回の記事では、初心者の方でもすぐに実践できる、新子イカの数釣り攻略法を、私のエギング経験を交えながらステップバイステップでご紹介します。


ステップ1:イカの生態を知ることから始めよう

釣果アップの第一歩は、ターゲットの生態を理解することです。

アオリイカは、春に生まれてから夏にかけて急成長します。秋になると、手のひらサイズから胴長15cm程度まで成長し、群れで行動するようになります。この時期は食欲旺盛で、エサとなる小魚を積極的に追いかけて捕食します。


ステップ2:時間帯とポイント選びのコツ

効率的に釣果を伸ばすためには、時間帯とポイント選びが重要です。

狙う時間帯

  • 朝マヅメと夕マヅメ: 太陽が昇る前後(朝マヅメ)と沈む前後(夕マヅメ)は、イカの活性が最も高まる時間帯です。特に朝マヅメは、イカが活発にエサを探し回るため、チャンスが広がります。
  • 満潮前後: 潮の動きが活発になる満潮前後も狙い目です。イカは潮に乗って移動することが多く、潮通しの良い場所で釣果が期待できます。

狙うべきポイント

  • 堤防の際: 堤防の壁はイカの隠れ家やエサ場になりやすいため、まずはここから狙ってみましょう。
  • 海藻が生えている場所: アオリイカは海藻(ホンダワラなど)に身を隠し、エサを待ち伏せすることが多いです。海藻の周りを探ってみるのが効果的です。
  • 潮通しの良い場所: 潮が流れる場所は、エサとなる小魚も集まりやすく、イカの通り道にもなります。
  • 常夜灯のある場所: 夜釣りをする場合、常夜灯に集まる小魚を求めてイカも集まります。明暗の境界線を狙ってみましょう。

ステップ3:タックル選びと新子に合わせた工夫

初心者の方は、まずは手軽なセットから始めるのがおすすめです。

ロッド(竿)

エギングロッド が最適です。長さは7〜8.6フィート(約2.1〜2.6メートル)が扱いやすく、初心者の方にもおすすめです。

リール

小型のスピニングリール(2500〜3000番)に、PEライン を巻いて使用します。PEラインは感度が高く、アタリが取りやすいのが特徴です。初めは0.8号から使用してある程度慣れてきたら0.6号に変えてみましょう。

エギ(ルアー、擬似餌)

秋の新子イカを狙うなら、2.0号〜3.0号 の小型エギを準備しましょう。カラーは、定番のオレンジやピンク、アピール力の高い金テープや赤テープ、ケイムラカラー、そして澄んだ潮にはナチュラル系のカラーがおすすめです。


ステップ4:実釣!エギングの基本テクニック

いよいよ実釣です。基本のテクニックを覚えて、イカを誘い出しましょう。

投げる場所とアクション

まずはポイントの潮下(潮の流れが緩い方)にキャストし、潮上(潮の流れが速い方) からエギを流すように誘いましょう。これは、イカが潮上から流れてくるエサを待ち伏せしていることが多いためです。

シャクリの基本

  • 1. キャスト: エギを遠くに投げます。
  • 2. フォール(沈める): エギが底に着くまで待ちます。この時、ラインの動きをよく見て、イカが抱きついてこないか注意しましょう。
  • 3. シャクリ(誘い):ロッドを鋭く2〜3回しゃくり上げます。これにより、エギが跳ねてイカにアピールします。慣れるまでは1回のしゃくり上げでOKです。
  • 4. フォール: シャクった後は、再びエギを沈めます。この時が一番アタリが出やすいタイミングです。ラインを良く見ておこう。

ステップ5:イカを誘う「秘技」3選

ここからは、私のエギング経験から編み出した、新子イカに効果絶大なオリジナルテクニックを3つ紹介します。

秘技1:スローフォールでじっくり誘う

秋の新子イカは警戒心が低く、エギを積極的に追いかけてきますが、素早い動きについていけないこともあります。そんな時は、シャクった後のフォール時間を長めに取ってみましょう。エギがゆっくりと沈むことで、イカが抱きつきやすくなります。シャロー(S)と書いてあるエギを数本準備しておこう。

秘技2:エギのカラーローテーション

同じエギを使い続けるのではなく、潮の色や時間帯に合わせてこまめにカラーを変えてみましょう。例えば、濁りがある場合はアピール力の高いオレンジやピンク、澄んでいる場合はナチュラル系のカラーにチェンジします。このちょっとした工夫が釣果を大きく左右します。特に青系がオススメ。

秘技3:エギのサイズダウン

周りが釣れていない時や、アタリがあっても乗らない時は、思い切ってエギのサイズを下げてみましょう。新子イカはエギが大きいと抱ききれないことがあります。2.5号のエギで反応がなければ2.0号に、といった具合にサイズを落とすことで、釣果が劇的に変わることがあります。


まとめ

秋の新子イカの数釣りは、特別なテクニックがなくても楽しめます。まずは今回ご紹介したステップを参考に、気軽に釣り場へ足を運んでみてください。

秋の海は、新子イカの宝庫です。

今回ご紹介したテクニックを駆使して、たくさんのイカを釣り上げ、秋の味覚を楽しんでくださいね!余りにも小さすぎる個体はリリースするや食べれる分だけ持って帰るなど節度を守ることも忘れずに!あと釣り場のマナーは必ず守りましょう!

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