59_ブレードジグを使ったショアジギングの極意

ルアー釣り

今回は「ブレードジグ」の使い方や効果的なテクニックについて詳しく解説します。ブレードジグは、その特有のアクションとフラッシング効果でターゲットを誘い、特にタフな状況下での釣果を上げる頼もしいアイテムです。

1. ブレードジグとは?

ブレードジグは、メタルジグの後部や側面に小さな金属ブレードが取り付けられたルアーの一種です。このブレードが水中でスピンやフラッシングを起こし、視覚と振動で魚を誘います。特に、青物やシーバス、ヒラメ、カンパチ、根魚など幅広いターゲットに有効です。

主な特徴

アピール力抜群: ブレードのキラキラした動きが遠くの魚を引き寄せる。

タフコンディションに強い: 水が濁っている日やベイトが小さい状況で効果的。

手軽な操作性: 初心者でも簡単に扱える。

2. ブレードジグの基本的な使い方

キャスト&リトリーブ

1. 遠投する: ブレードジグは比較的小型でも重量があるため、飛距離を稼ぎやすいのがメリットです。

2. 沈める: キャスト後、カウントダウンで狙いたいレンジまで沈めます。表層、中層、ボトムと状況に応じて調整しましょう。

3. リトリーブ: ゆっくり一定速度で巻くことで、ブレードが回転しながら魚を誘います。青物には特にこのシンプルなアクションが効きます。

リフト&フォール

• リフト(竿をしゃくる動作)でジグを跳ね上げ、フォール(自然に沈む動作)中のブレードの動きで魚を誘います。

• フォール中にアタリが出ることが多いので、ラインのテンションを保つことが重要です。

3. 効果的なテクニック

タダ巻き+ストップ

基本のタダ巻きに、時折ストップを挟むことで、ブレードの動きに変化をつけられます。ストップ後の再加速が魚のスイッチを入れることがあります。

早巻き+ショートジャーク

青物を狙う場合、速いリトリーブに時折ショートジャーク(短いしゃくり)を混ぜると、リアクションバイトを誘発できます。

ボトムバンピング

ヒラメや根魚を狙う際に有効な方法です。ジグを底まで落とし、軽くボトムを叩くようにしゃくりながら巻きます。ブレードの振動が底生魚に強くアピールします。

4. 状況別の活用方法

濁りがある日

水質が悪い場合、魚は視覚よりも振動や音でルアーを認識します。ブレードジグの高いアピール力が効果を発揮する場面です。

ベイトが小さいとき

ターゲットが小型のベイトを追っている場合、ブレードジグの小さなシルエットとキラキラした動きが最適です。

表層に反応がある場合

キャスト後、リトリーブを開始するまでの沈下時間を短くして表層を狙います。シイラやカツオなどの回遊魚にも有効です。

5. おすすめのブレードジグとタックル

おすすめのブレードジグ

ジャクソン ピンテールチューン:遠投性能と安定したアクションが魅力。

メガバス スパークスリガー:多彩なカラーバリエーションと高いフラッシング効果。

ダイワ チェリーブレードジグ:コスパが良く初心者にもおすすめ。

タックルセッティング

ロッド: 10フィート前後のショアジギングロッド(M~MHクラス)

リール: 4000~5000番のスピニングリール

ライン: PE1.5~2号

リーダー: フロロカーボン30~40lb

6. 注意点とコツ

フォール時のラインテンションを意識する: フォール中のアタリを逃さないためにラインを張りすぎず緩めすぎず操作することが重要。

根掛かりに注意: ブレードジグはボトムでの使用が多いので、根掛かりしやすいポイントではリフト&フォールを多用しましょう。

まとめ

ブレードジグはショアジギングでの強力な武器です。その特性を理解し、状況に応じた使い方を実践することで釣果を大幅に向上させることができます。初めての方もベテランの方も、ぜひブレードジグを駆使して次の釣行を楽しんでください!

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