67_海釣り後に欠かせない道具のメンテナンスと管理法

魚釣り

海釣りは、海水や潮風が釣り道具に与えるダメージは意外と大きいもの。道具をしっかりメンテナンスすることで、釣果も道具の寿命も大きく変わります。今回は、海釣り後に心掛けるべきメンテナンス方法をご紹介します!

海釣り後のメンテナンス

少しの釣行でも、海水や塩分が道具に影響を与えるため、基本的なケアを怠らないようにしましょう。

1. リールの塩分除去

釣りが終わったら、可能な限り早めにリールを軽く水で洗い流します。(お湯で洗うとグリスが流れ出てしまうので必ず水で洗ってください)特にドラグ部分やラインローラーには塩が残りやすいので注意してください。その後、風通しの良い場所で乾かしてから柔らかい布で拭き取りましょう。10回に1回程度リールオイルを数滴差しておくと、滑らかな動きを保てます

2. ロッドのガイドチェック

ロッドのガイド部分は塩が固まりやすい場所。水でしっかり洗い流し、傷や歪みがないか確認します。特にラインに触れる部分は念入りにチェックを!

3. ルアーや仕掛けの洗浄

使用したルアーや仕掛けも水で洗い流しましょう。海水が残ると錆びや劣化の原因になります。洗浄後は乾燥させてからタックルボックスに戻します。

タックルボックスと小物の管理

1. タックルボックスの掃除

タックルボックス内の仕掛けや小物を一度取り出し、ボックス全体を水洗いします。水気をしっかり拭き取った後、乾燥させてから再度整理しましょう。塩分が残ると、錆の原因になります。

2. 針や金属部分の点検

針やスナップ、スイベルなどは特に錆びやすいので、釣行後は水で洗い流し乾燥させてから保管します。錆びが発生している場合は早めに交換するのが無難です。

3. ラインの点検

リールに巻いているラインもチェックをして1年に1回は巻き直すことをオススメします。PEラインには保護スプレーをかけて保管しておきましょう。

海釣り道具を長持ちさせるポイント

釣り後は必ず真水で洗い流す

海水による塩害を防ぐため、どんな道具でも必ず真水で洗い流す習慣をつけましょう。

湿気が多い場所での保管を避ける

乾燥させずに収納すると錆やカビの原因になります。天気の良い日に道具を広げて乾燥させるのもおすすめ。

定期的にメンテナンスを計画する

日常のケアに加え、シーズン終了時にはリールやロッドの総点検を行い、メーカーによるフルオーバーホールのメンテナンスを依頼するのも良い方法です。

まとめ

海釣りでは道具へのダメージが避けられませんが、しっかりケアすれば長く快適に使うことができます。「釣り後の10分メンテナンス」が習慣になれば、次の釣行でもトラブルなく楽しめます。釣り道具を大切に扱い、これからも最高の釣りを楽しみましょう!

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