37_青物御三家とは?日本の海を代表する魚たちを徹底解説!

日本の釣り好きや魚好きの間で「青物御三家」と呼ばれる魚がいます。海釣りや食卓でも人気のブリカンパチヒラマサの3種類です。なぜこの3種類が「御三家」として称えられているのか、それぞれの特徴と美味しい食べ方をご紹介します!

青物御三家とは?

「青物御三家」とは、日本近海で釣れる大型の青魚の中でも特に人気が高く、釣りごたえや味わいが素晴らしい3種類の魚、ブリ・カンパチ・ヒラマサを指します。彼らは食材としても高く評価され、また釣り人にとっても憧れの対象。特にこれらの魚は秋から冬にかけて旬を迎え、脂ののった美味しい時期が訪れます。

ブリ

別名:出世魚(ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ)

:冬

味の特徴:脂がのって甘みが強い

ブリは「出世魚」として知られ、成長に伴って名前が変わります。成魚になる冬には脂がたっぷりとのり、刺身、照り焼き、ブリしゃぶなど、さまざまな料理に使われます。日本各地で養殖が盛んなため、スーパーでも一年中見かける身近な魚ですね。冬の寒ブリは特に脂が豊富で、旨みが一層引き立ちます。

カンパチ

特徴:頭に「八の字」の模様が現れる

:夏

味の特徴:程よい脂と弾力のある食感

カンパチは成魚になると、頭に「八の字」模様が現れることからこの名がつきました。ブリに似ていますが、脂のノリは控えめで、上品であっさりとした味わいが魅力です。刺身やカルパッチョにするとそのプリッとした歯ごたえが楽しめます。淡白ながらコクがあり、料理を選ばず楽しめる魚です。

ヒラマサ

人気エリア:関東地方で特に人気

:春から初夏

味の特徴:脂が少なく、あっさりした風味

ヒラマサは関東では特に人気のある魚で、ブリやカンパチに比べてさらにあっさりした味が特徴です。釣りの際には強い引きがあり、釣り人にとっても魅力的な魚のひとつ。脂のノリは少なめですが、刺身にすると風味が繊細に引き立ちます。握り寿司や塩焼き、煮付けなど、さまざまな調理法で美味しくいただけます。

どうして青物御三家と呼ばれるの?

これらの3種類の魚は、それぞれの特徴や味わいが魅力的なだけでなく、釣りの難易度や調理法の幅広さでも評価されています。四季を通じて日本人の食文化に寄り添ってきたこれらの魚は、地域の食材としても重宝され、「御三家」として特別な存在となっています。

まとめ

青物御三家、ブリ・カンパチ・ヒラマサは、海釣り好きにも、魚好きの食卓にも欠かせない日本を代表する魚です。それぞれの旬に味わうことで、さらに美味しさが増すのも魅力ですね。次にお刺身を選ぶときや海釣りを楽しむときには、ぜひ青物御三家を思い出してみてください!

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