日本には「高級魚」と呼ばれる贅沢な魚介類が数多くあります。これらの魚は、その希少性や味わいの深さ、漁獲の難しさから、市場で非常に高値がつくことで知られています。今回は、日本の「高級魚ランキングトップ10」をご紹介します。普段の食卓にはなかなか上がらない魚たちですが、ぜひ参考にしてみてください!
1. クロマグロ(本マグロ) – 海のダイヤモンド
クロマグロは「海のダイヤモンド」とも呼ばれるほど希少で高級な魚。特に「大トロ」や「中トロ」と呼ばれる脂がのった部位は、日本のみならず世界中で愛されています。東京の築地や豊洲市場では、最高級のクロマグロが競りにかけられ、毎年高額な価格が話題になります。
2. クエ – 幻の高級魚
クエは「幻の魚」と称されるほど希少で、特に西日本では鍋料理の定番です。淡白ながらも上品な味わいが特徴で、その肉厚な身は一度食べると忘れられません。水揚げ量が少なく高級品として扱われるため、見かけたらぜひ試してみたい魚です。
3. ノドグロ(アカムツ) – 白身のトロ
ノドグロは、白身魚ながら脂がたっぷりのった贅沢な魚で、「白身のトロ」とも呼ばれます。特に日本海側の特産品として知られ、寿司や焼き物で提供されることが多いです。その甘みと旨味のある味わいは、一度食べるとやみつきになります。
4. キンメダイ – 煮付けの王様
煮付けといえばキンメダイ!脂がのった身は甘辛い煮付けと相性抜群で、上品な味わいが楽しめます。漁獲量が少ない大型のキンメダイは特に高値がつき、料理店でも高級メニューとして扱われます。
5. フグ(トラフグ) – 冬の贅沢
フグ料理は、特に冬の季節に日本人が好む高級料理。中でもトラフグは刺身や鍋料理で人気があり、「てっさ」や「てっちり」といった料理名でも有名です。免許を持つ専門の調理師しか扱えないため、食べられるお店も限られています。
6. シマアジ – 脂のりが最高
シマアジは、刺身や寿司ネタとしても人気の高級魚。脂がのった上品な味わいが特徴で、養殖もされていますが、天然ものは特に希少価値が高いです。市場では高値で取引されるため、見かけたらぜひ味わいたい一品です。
7. アマダイ(グジ) – 上品な甘み
関西地方では「グジ」として親しまれるアマダイは、焼き物や蒸し物でその甘さと柔らかさが楽しめます。見た目はシンプルですが、上品な味わいが評価されている魚で、関西の高級料理店などで提供されることが多いです。
8. オニオコゼ – 隠れた美味魚
オニオコゼはその見た目からは想像しにくいですが、非常に美味な魚です。特に唐揚げや刺身で味わうことが多く、独特の食感と旨味が楽しめます。扱いが難しく、調理には手間がかかるため高価ですが、知る人ぞ知る隠れた高級魚です。
9. マハタ – 弾力のある歯ごたえ
マハタは、しっかりとした弾力のある歯ごたえと脂がのった身が特徴。刺身やしゃぶしゃぶで楽しめる高級魚で、大型のマハタは特に希少で高値がつきます。上品な白身魚の味わいを存分に堪能できる一品です。
10. アイナメ – 上品な風味
アイナメは、刺身、焼き物、煮付けなどさまざまな料理に使われる魚ですが、特に大型のアイナメは高級とされています。上品な味わいで、幅広い料理に合うため、食通の間でも人気です。
以上が、日本で「高級魚」として親しまれている魚たちのトップ10です。天然ものか養殖もの、季節や地域によっても価格や人気が変動するため、出会ったらぜひ味わってみてください。贅沢なひとときが味わえること間違いなし。